哲学者フロムの恋愛本「愛するということ」から学ぶ婚活成功の鍵

無料プレゼント

皆さんは「婚活」したことありますか?

結婚したいけど、「チャンスがなかなか訪れない!」「年齢的にも諦めている…」そんな方は多くいらっしゃると思います。

今回は結婚の手段ともなる「婚活」について、相談者を交えて深く掘り下げていきます。

これを読めば、結婚に向かって大きく前進できること間違いなしです!

あや
どうも、永峰あやです。

真面目 男子
どうも、インタビュアーの真面目です。 

あや
今回は相談者の方にゲストとして来ていただいて、直接悩みを聞かせてもらいます。

そして、相談者と永峰が協力しながら、いろいろな視点から悩みや問題を掘り下げていって、相談者自身に現時点での着地点を見出してもらいます。

真面目 男子
では早速ですけど、相談を掘り下げていこうと思います。
 

あや
今日はNOBEさん(46歳)の相談ですね。NOBEさん、よろしくお願いします。

結婚したい!積極的な婚活パーティーへの参加 

NOBE
「現在、婚活をしています。希望の世代は37歳くらいまでです。どのようにすれば自分に見合った女性と出会い、結婚できるのか、いろいろ教えていただけましたら幸いです。

確率の低いことは分かっていますが、その壁を破る方法をいろいろお話させていただけたらうれしいです。

あやさんもお忙しいとは存じておりますが、お時間をつくっていただけましたら、うれしいです。ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。」

あや
NOBEさんは今婚活中なんですね。男性や女性に話を聞くと、やはり婚活は一筋縄ではいかないみたいです。

婚活期間が長いと小さなことに一喜一憂したり、辛いと感じたりする方も多いみたいですが、NOBEさんのモチベーションはどんな感じですか?

NOBE
モチベーションは下がることもあります。でもそれは経験だと思って、次にどう繋げるか考えるようにしてます。

あや
なるほど。前向きに参加されてるんですね。

婚活の仕方は様々だと思うんですが、アプリや実際結婚相談所への登録、イベントへの参加など、どのように活動してらっしゃるんですか?

NOBE
アプリはほとんど使ったことがないです。実際に会うことを重視しているので、パーティーやコミュニティに参加することが多いです。
 

あや
婚活パーティーということですかね?

NOBE
そうですね、そこでいろんな方に出会うようにしてます。

過去の女性経験から結婚に対する自己分析をする

あや
NOBEさんはこれまで結婚願望はありましたか?過去の恋愛経験についてもお聞きしたいです。

 

NOBE
結婚願望はあるほうかなとは思ってましたけど、「この人だな」という直感的なものは特になかったです。今まで自分がやりたいことをやってここまで来たという感じです。

付き合った方もいましたけど、5年後とか10年後とか考えたときに、結婚のイメージが湧かなかったから今までずっと1人なのかなと思います。

あとは、性格上の問題もあるのかもしれないです。結構こだわりが強い部分があるので。 

真面目 男子
なっ、なるほど…。女性に対して、スペックを求めたりしていましたか?

僕は絶対そんなことできないんですけどっ…。

NOBE
特にはないですね。本当に当たり前のことを当たり前にできればいいのと、お互いの価値観が合うかですよね。

年を重ねていくごとに、そう思うことが多くなったかもしれないです。

 

あや
年を重ねていくごとにこだわりが強くなりましたか?それとも、それが落ち着いてきた?

NOBE
年を重ねていったほうが、こだわりがなくなってきてきたと思います。

あや
スペックは容姿や学歴とかいろいろあると思うけど、それらを女性に求めることも年を重ねるごとに求めなくなってきてますか? 

NOBE
そうですね。若いときは外見重視でしたけど、人というものははそこだけじゃないですからね。

真摯に向き合っていくことも大事だと思うようになってます。

 

あや
なるほど。「俺、若いときは外見だ!みたいな時期もあったけど、今は違うぜ」みたいな感じですかね。
 

真面目 男子
なっ何ですか…その言い方…(今どきそんな男がいるんだ…)

大切なのは、お互いの「価値観」ではなくコミュニケーション

あや
NOBEさんの若かりし頃をイメージしたんですけど、外しましたね。すいません(笑)

今まで付き合ってきた人と別れた理由はなんですか?

NOBE
やっぱり価値観が合わなかったことが原因ですかね。

あや
具体的にどういうことですか?

NOBE
正面から向き合ってこなかった部分が大きかったとは思いますね。

相手の気持ちを考えることが足りなかったんじゃないかなと、今となっては思います。話し合いが少なかったとも感じます。

 

あや
価値観は人それぞれで合わないことも多いですが、合わないと感じたそのときに、向き合ったコミュニケーションができなかったということですね。
 

NOBE
そうですね。自分が「こうだ」と思って、相手に強く自分の意見を押し付けてた部分があると思います。

それだと当然、相手とのコミュニケーションはうまくいかないと思います。今はいろんな人の話を聞いて「ああ、こういう意見もあるんだな」と、受け入れることができます。

当時は白黒がはっきりしてたと思います

あや
なるほど。グレーゾーンはなくて、良い・悪いみたいな極端な決め付けをしていたということですね?

NOBE
そうですね。

あや
私もそうです。なかなかうまくいかないですよね。

最近の婚活パーティーの状況はどういう感じなんですか?

NOBE
話題性のあるものを自分から話したりもしますし、見た目も重要だと思うので、身なりに気を付けるようにはしてますね。

ただ、自分の年齢もあって、年が離れるという部分は、難しい問題なのかなと思います。

でも、周りに年が離れたカップルで結婚した人の話を聞くので、「こういう人がいるから、自分も頑張れるんだ」と思います。

相手の意思を尊重しつつ、直感で判断することも

あや
相談文だと、相手の希望は37歳ぐらいまでの女性を希望していますね。どうして37歳ぐらいまでの女性という設定があるんですか?

NOBE
子どもも視野に入れているからです。だから、あまり年齢が上だとリスクも大きいと思いましたリスクは自分が背負うわけじゃなく、女性の負担が大きいと思いまして。

そこを考えたときに、年齢的には37歳ぐらいなのかなと思っています。

 

あや
相談文からこの37歳というこだわりが見えたので、そうなのかなと思いました。

真面目さんから、何か聞いてみたいこととかありますか?

真面目 男子
ええっ…と(急に聞かれても…まいったなぁ)、NOBEさんに合った女性というのは、それはNOBEさんにしか分からないので…。

NOBEさん自身がどういう女性を求めてるのか…具体的に知りたいです。 

NOBE
お互いをちゃんと認め合えて、何でも話ができる関係を築けるかが重要だと思います。

100パーセント相手のことをちゃんと考えてくれる、相手のことを考えてあげられるという関係を築ける、そういう方がいればいいと思っています。

真面目 男子
婚活パーティーとかで、実際に電話番号を交換したり、その後お付き合いしたり、そういう成果はどうですか?僕も今後参考にしたいので是非お聞きしたいです!

NOBE
交換はするんですけど、そこからが続かないんです。

参加して、連絡先を交換しても、返信がないという人もたくさんいますし、相手が見えないやりとりが難しいなと思ってます。

あや
連絡先は37歳までの女性に限定して交換してるところもありますか? 

NOBE
連絡先は、「この人と話してみたいな」という気持ちが、ゼロではない人と交換するようにしてます。ただ、合わない人も絶対いるので、そこで無理に連絡先を交換とかする気もないです。

「連絡先交換しませんか?」と言って、断られることもあるんですよね。だけど、その人を無理に追う必要もないと思っています。

基本的には話してみたいか・みたくないかという自分の直感で動くようにしてます。

 

あや
婚活パーティーって本当にアウェイの出会いじゃないですか。

NOBEさんに限らず、人がポンと集まって、短い時間だけで人としての判断をされてしまう場でもあるので、そういう環境自体も難しいのかなと思います。

それよりは、趣味でつながっている方が、普段から共通点あって、一緒にいて苦にならないじゃないですか。そういうコミュニティのほうが、恋愛に発展しやすいというのはあると思います。

NOBE
そうですね。趣味もあって、色々なことにチャレンジするのも好きなので、そういう場に足を運ぶようにはしています。

あや
いいと思います。

それから、実はこのNOBEさんの相談を、結婚相談所をやっている仲人の西田千花さんに聞いてもらったんです。

結婚相談所の事情とかも聞いてみると、NOBEさん自身の今後に役立つと思ったんですけど、聞いた内容をお伝えしてもいいですか?

NOBE
大丈夫ですよ。

結婚相談所でのリアル婚活について知りたい人はこちらの記事も参照してね。

驚異の成婚率78%の行列ができる結婚相談所!婚活のプロが語る7つの成功法則

子どもが欲しい…年の差婚の厳しい現実

あや
千花さんによると、、、

千花先生
子どもが欲しいと思って婚活される方は多く、婚活の大きな動機の一つです。

うちでも50歳の男性が30代後半の女性と結婚したいと頑張っている方がいます。難しいですが希望の年齢の女性と結婚しても絶対産めるとは限らないことを理解していれば、チャレンジするのはありかなと思います。

でも、「46歳の男性と37歳の女性の釣り合いを考えると、年収・容姿・バランスが良いなど、よほどの利点がないと難しい」というのが結婚相談所の現況です。

お見合いでも妥当な年齢差は7歳ぐらいまでです。結婚相談所ではどうしても条件やそれぞれのスペックが重視されることもあります。

婚活の目的は人それぞれです。子どもには拘らず、パートナーとして一緒に生きていくということをゴールとして勧める場合もあります。

あともう一つ、子どもが欲しい、家族を築きたいという理想を持って婚活して結婚しても、実際に子どもが授からないケースがあります。

私ののところでも、30代女性なのに、長い妊活で仲が悪くなってしまう夫婦や、逆に40歳を超えてる女性で普通妊娠しましたという報告もあります。

子どもが欲しいという理想があって若い人と結婚しても、できない可能性もあるという事は知っておいたほうがいいですね。

あや
千花さんありがちょー!また今度飲もー!

こほん……(咳払い)。NOBEさんの視野が広がるのではないかと思って、お伝えしました。結婚相談所の仲人さんがおっしゃってたリアルな状況なんですけど、いかがでしょうか?

NOBE
正直そういった話は聞いたことがあります。

なので今の話を聞いて、子どもや女性の年齢の問題は、共通してる認識なんだと感じました。

 

あや
だからといって、これが全てではありません。婚活って理想を持ってするじゃないですか。

どんな年齢の人であれ、先程おっしゃっていた「この人だ」という直感的なものを求めすぎてると、うまくいかないんですよ。

例えば、私の大学のときのサークルの同期メンバーは男5人、女2人の計7人。結婚した6人のうちの2人は離婚してるんです。離婚した2人のうち1人は再婚しましたが。

結婚生活が続いている5人のうち、子どもがいるのは4人で、残りの1人は未だに子どもができなくて、妊活して奥さんがうつになって、300400万使ってると悩んでいます。男性側としてはパートナーとして歩みたいと言ってるけど、奥さんが子どもを諦められないようで…。

子どもがいる4人も自然妊娠で授かったのが2人。残りの2人は妊娠・出産するために何らかの手術をしています。

35で結婚した女性は、子宮筋腫で子どもは産めないけれど結婚したんです。でも一度手術をして、それが成功して子どもができました。

もう1人は男性で自分に問題があって、睾丸を摘出して200万くらいかけて子どもができたとか。

NOBEさんが理想として持っているものは大事だと思います。でも、子どもに関して何か問題が生じたとき、相手を尊重しながら一緒にいられるかということを念頭に置いて婚活していくことが大切な気がします。

NOBE
相手がいることですからね。子どもが欲しいといっても、できない可能性もゼロではないというのは自覚しています。ただ、そういう目標を持って動くというのも、自分の中では大事なのかなと思っています。

例えば、「どんな人を探してますか?」という話を自分から振ったとき、「特にこだわりはないです」という人がいますよね。こだわりが全くないなら誰とでも付き合えると思うんです。

その人の中で「ここは譲れない」ものがあるから、誰でもいいというわけではないと思うんです。

人それぞれの考え方があると思います。ただ、その中で100パーセントうまくいくとは思ってないし、うまくいかないのが世の中だと感じます。

書いたとおり、確率が低いところを追いかけていると思ってるので、周りの人の意見も聞きながら、自分に合った人を探していければいいと思います。

「愛する技術」とは?とある哲学者の本

あや
エーリッヒ・フロムという哲学者がいます。その人はNOBEさんと真逆なことを言ってるんです。

理想の相手にこだわることよりも、自分自身に愛する技術があれば、どんな人とでも対等に分かり合えるということを言ってるんです。

「愛は技術だろうか。技術だとしたら知力と努力が必要だ。それとも愛は一つの快感であり、それを経験するかどうかは運の問題で、運が良ければそこに落ちるというものだろうか。

この小さな本は、愛は技術であるという前者の前提の上で成り立っている。しかし、今日の人々の大半は後者のほうを信じているに違いない」と。

理想の相手がいるから恋愛関係が成り立つのだと多くの人は思っていますが、恋愛関係は、自分が相手に働きかけてつくるものであることをこの哲学者は言ってます。

 

真面目 男子
えーーっと…エーリッヒ・フロムの『愛するということ』ですか? 

あや
そうです。NOBEさんの考えを否定しているわけではなくて、NOBEさんの視野が広がればと思って紹介しました。
 

『愛するということ』エーリッヒ・フロム(紀伊国屋書店)

真面目 男子
あ!そういえば!本で思い出したんですけど、『星の王子さま』という本があるじゃないですか。この本に似てませんか?な、なんとなくなんですけど!

あや
同じですね。いろんなものを探して回るんですよね。

真面目 男子
そうです!(伝わったー!)今の積み重ねというのは運命を変えることに繋がるので…ええっと、たくさんの人と深い関係を積み重ねていくのがいいのかなというか…。

うまくいく・いかないにしろ、次のステップの糧になっていくんじゃないかなと僕は思います!

あや
NOBEさんが持っている、場に合ったことを的確に言えること、冷静さや真面目さは、NOBEさんだけの良さだと思います。

それを使って、人に働きかけていけば、理想の人じゃなくても関係ができてくると思うし、結婚したいというゴールに届くような気がします。

だから、こだわりと目標を持つやり方を続けてもいいけど、違うことをしてみても面白いんじゃないかなと思います。 

NOBE
方法は一つじゃないですからね。常にトライアンドエラーだと思っています。失敗しても自分の経験にしていけば、自ずと答えは見えてくると思うようにしてます。

あや
そうですね。人間関係って達成することじゃなくて作り上げていくことなんです。そこを間違えてしまう人が多いです。

どうしても獲得や勝利、目標を達成するということに男性は重きを置いて育てられてるし、競争社会に生きているから、そうなりがちなんです。

でも、人間関係は創るもので、生み出していくことだと思うんです。ぜひそういうこともやってみてほしいなというのがあります。

愛とは、
愛される〈体験〉ではなく、
恋に落ちる〈現象〉でもなく、
好きという〈感情〉でさえもなく、
思いやりを与える〈行為〉たるがゆえに、
磨かれるべき「技術」を要する

エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読んで、理想の人を指をくわえて待つのではなく、目の前の、どんな人とも愛の絆を作れるような人になってください。

 

真面目 男子
勉強になります!あと、婚活パーティー以外に、結婚相談所も検討してみたらいいと思います!僕が言えた義理じゃないですけど…。 

あや
うん、そっちのほうが早いんじゃないかなと思いますね。

仲人さんも入ってくれるし、女性も結婚を目的に来てますし、場を変えるって大事だと思います。NOBEさんの場合、進展が早いかもしれないですね。

真面目 男子
ですよね!それに、相談所って仲人の人がいろいろやってくれるから、忙しくて時間がない方も使えるって聞きます。僕も行ってみようかな…。

あや
相談所もいいかもしれないですね。

NOBE
そうですね。いろんな方法を試してみます。
 

あや
恋愛と結婚は違います。結婚したいというのがしっかり決まっているなら、相談所のほうが早いのではないかと思います。

では、すごい長丁場になってしまったんですけど、終わりたいと思います。最後に、NOBEさんに締めの言葉「また来週」をお願いしてもいいですか? 

NOBE
じゃあ、また来週!したっけね! 

真面目 男子
ありがとうございました!

あや
ありがとうございました。

まとめ

いかがでしたか?

現代の結婚の実態を踏まえた「婚活」について知ることができたと思います。

結婚に対する多くの不安で悩むことよりも、自分に合った「婚活」を探して視野を広げることも大切です。

諦める前に、自分を見つめ直しながら、チャレンジしてみましょう!

さらに婚活について学びたいあなたへのオススメ記事はコチラ

婚活のプロ直伝!恋愛で大事なのはスペックでも中身でもなく行動力!

婚活女性の本音を知って奥手でも確実に彼女を作る5つの方法

未分類